小野測器が新たにラインアップ！EVの性能を徹底解析
電子計測器のリーディングカンパニー、株式会社小野測器が新たな一歩を踏み出しました！同社が展開する「ベンチマーキングレポート販売」に、中国の人気電動スポーツセダン「BYD 海豹（日本名：SEAL）」の最新レポート「熱マネジメント」が追加され、2025年2月12日より販売が開始されます。
熱マネジメントレポートとは？
EVの性能を左右する重要な要素のひとつがバッテリーの温度管理。今回の「熱マネジメント」レポートでは、BYD 海豹に搭載されたヒートポンプシステムを徹底解析。環境温度や走行条件、エアコンの設定を変えながら運転し、各部の温度変化と冷媒制御バルブの挙動を詳細に計測しています。
このレポートは、EV開発に携わる技術者や自動車メーカーにとって、最新技術の理解と応用に不可欠な情報源となるでしょう。
過去のレポートも充実！
小野測器は2023年からEV向けのベンチマーキングレポートを販売しており、2024年にはBYD 海豹の「電費・航続距離」に関するレポートも追加されています。今回の「熱マネジメント」のリリースにより、さらに充実した情報が手に入ることになります。
その他のレポート内容には以下のようなものがあります：
- 出力特性・パワーユニット効率：ドライブモードごとの出力特性やバッテリー電力の効率を測定。
- 駆動力特性・回生特性：アクセル操作による出力変化やブレーキ時の回生エネルギーを解析。
- 車室内騒音・振動特性：運転中の静粛性や快適性に関する詳細なデータ。
なぜ小野測器のレポートが選ばれるのか？
1954年創業の小野測器は、ジェットエンジン回転数のデジタル計測という革新的な技術を皮切りに、自動車産業の最前線で活躍してきました。特に、HondaのF1活動においてV6ターボエンジンの試験システムを特注開発するなど、その技術力は折り紙付きです。
近年ではカーボンニュートラル社会の実現に向けて、EV開発支援にも注力しており、今回の「熱マネジメント」レポートもその一環です。小野測器のレポートは、単なるデータ提供にとどまらず、実用的な解析と応用可能なインサイトを提供する点で他社と一線を画しています。
今後の展望
小野測器は今後も中国車両に限らず、年間2～4車種のペースで計測データを拡充する予定です。新規車種の追加や既存レポートのさらなる充実により、自動車開発における強力なパートナーとなることでしょう。
EV技術の最前線を知りたい方、自動車開発に携わる技術者の皆さん、ぜひ小野測器の最新ベンチマーキングレポートをご活用ください！
詳細は公式サイトをご覧ください。
