AIとDX(デジタルトランスフォーメーション)の時代が本格的に到来している今、山口県でもその波が着実に広がりを見せています。今回ご紹介するのは、株式会社AVILENと山口県デジタル技術振興財団が手を組んで実施した注目の人材育成事業――その名も「AIトランスフォーメーション人材育成事業」です。
AI活用を牽引する人材を山口県から
この事業の目的はずばり、県内企業や行政機関におけるAI活用のリーダー人材を育成すること。背景には、国や自治体で進むデジタル化の流れと、山口県独自の取り組み「やまぐちデジタル改革基本方針」があります。
今やAIは単なる流行りではなく、業務効率化や意思決定の精度向上を支える必須技術。そんな中で、AIを使いこなせる人材が求められているんです。
研修内容はかなり本格的!基礎から応用までしっかりサポート
AVILENが手がけた本事業では、以下のような実践的な学習プログラムが提供されました:
1. 事前研修(Eラーニング+アセスメント)
- DXリテラシー講座、データ活用研修、AIビジネス企画研修などを用意
- 受講者のスキルレベルをアセスメントで確認し、最適な学習を設計
2. 集合研修(対面講座)
- 対面での集中講義とワークショップを全5回実施
- 生成AIやデザイン思考など、現場で活きるテーマを幅広く網羅
3. 個人面談(企画案ブラッシュアップ)
- CEOやCRO、シニアデータサイエンティストによる直接指導
- AIを活用したビジネス企画を一人ひとり丁寧にブラッシュアップ
4. 発表会&講演会
- 優秀な5件の企画案を「Y-BASE」で外部公開
- 日本ディープラーニング協会やAVILENのトップによる講演も開催
参加者の反応も上々!実務に直結する内容で高評価
参加者は県内の企業・行政関係者 約30名。研修後にはスキルの向上が明確に現れたとのこと。
- AIビジネス企画の理解度が平均20%以上向上
- 具体的なビジネス企画を複数策定・発表
- NPS(推奨度スコア)は驚異の85.7!特に個別指導の手厚さが好評
単なる座学にとどまらず、「実務で役立つ内容が多く、自社に持ち帰ってすぐに活かせる」という声が多く寄せられました。
今後も山口からAI人材を続々と輩出予定!
AVILENは今後も山口県デジタル技術振興財団と連携し、企業や自治体のDX推進を支える人材育成を継続していくとのこと。
山口県から生まれるAI時代のリーダーたちが、地域社会をどう変革していくのか。これからが楽しみですね。
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