アートが生まれる場所として、そして地域や世界との対話のきっかけとなる場として親しまれてきた「Artist Cafe Fukuoka(アーティストカフェ福岡)」が、リニューアル後初の展覧会を2025年4月24日(木)よりスタートします!
「Artist Cafe Fukuoka Re-Opening展」ってどんなイベント?
本展は、福岡市中央区にある旧中学校を再活用したアートスペース「Artist Cafe Fukuoka」の新たな門出を飾る展覧会です。リニューアルによってより開かれた場となったこの施設で、3名の注目アーティストによる多彩な作品が展示されます。
再生と対話をテーマにしたアートが集結
今回の展示では、「素材」「記憶」「身体」という切り口で、それぞれが独自の視点から社会や自然と向き合うアーティストが集まります。
- 福村龍太さん:再生銀を使用した陶芸作品を通して、時間の蓄積や素材の背景を表現。福岡・うきは市の日月窯の2代目であり、伝統と現代の融合を感じさせる作風です。
- 野口寛斉さん:プロミュージシャンの経歴を持ち、彫刻に音楽的な即興性を取り入れています。古代の造形と現代の感性が交差するユニークなスタイルが魅力。
- 穴井佑樹さん:光や音を駆使したインスタレーションで、自然と人間の関係性に迫ります。国内外のメディアアートフェスティバルに多数出展している実力派です。
福岡から未来へ、アートが投げかける問い
「Artist Cafe Fukuoka」は単なる展示スペースではなく、アーティストと社会が出会い、新たな価値が芽生える場所。今回のRe-Opening展は、その理念を象徴するイベントです。
限りある資源、多様化する社会、そして個と世界の関係——それぞれの作品が観る人に語りかけ、未来の創造につながる対話を促します。
施設についてもチェック!
旧中学校をリノベーションした施設には、展示スタジオや制作スタジオのほか、イベントやカフェが楽しめるコミュニティスペースも。地元アーティストの発信拠点であると同時に、企業とのマッチングや国際展開を支援するなど、幅広い機能を備えています。
さらに、福岡アジア美術館との連携によるアーティスト・イン・レジデンス事業の拠点としても活用されており、まさに“福岡発・アートで世界とつながる”最前線の場となっています。
開催概要
- 展覧会名:Artist Cafe Fukuoka Re-Opening Exhibition
- 会期:2025年4月24日(木)〜5月25日(日)
- 休館日:毎週月曜日(※5月5日は開館、5月7日は休館)
- 時間:平日 12:00〜17:00/土日祝 11:00〜19:00
- 会場:Artist Cafe Fukuoka ギャラリー、スタジオ3
- 入場料:無料
- 主催:Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区)
- 協力:KOGEI Next、KANEGAE
こんな方におすすめ!
- 現代アートに興味がある方
- 福岡のアートシーンを体感したい方
- アーティストとのつながりや活動に関心がある方
- 社会課題や自然と向き合う視点を持ちたい方
ぜひ、この機会にアートと対話を楽しみに「Artist Cafe Fukuoka」へ足を運んでみてください。きっと心に残る新しい発見があるはずです。