50歳以上の「老後の住まいとお金」に迫る!株式会社And Doホールディングスの最新調査

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老後の不安、持ち家層も賃貸層も高い割合で感じる

株式会社And Doホールディングスが2024年9月に実施した「第3回老後の住まいとお金に関する調査」によると、持ち家層の79.2%、賃貸層の85.8%が老後への不安を抱えていることが分かりました。特に賃貸層では「不安を感じる」と答えた人が55.0%と半数以上を占めており、持ち家層よりも老後の不安が強い傾向にあります。

老後の不安の上位3つ:「健康」「生活資金」「介護」

調査では、老後の不安要素として「自身の健康面」「老後の生活資金」「介護の心配」が挙げられました。持ち家層では「健康面」が最も多く、77.2%が不安を感じていると回答。一方、賃貸層では「老後の生活資金」が84.8%と最も高く、賃貸層ならではの経済的な不安が浮き彫りになりました。また、賃貸層の44.1%が「生活する場所や地域」に不安を感じていることも特徴的です。

理想と現実にギャップがある老後資金の準備

老後資金について、持ち家層では理想額として「2,000万円台」、賃貸層では「1,000万円台」が最も多い回答でした。しかし、「現在準備できている老後資金」は持ち家層の28.3%、賃貸層の33.1%が「1,000万円未満」と回答しており、目標額との間に大きなギャップがあることが明らかになりました。

老後も自宅で暮らしたい人が多数

持ち家層の72.7%が「老後も現在の住まいで生活したい」と回答しました。これは、多くの方が住み慣れた場所で老後を過ごしたいという希望を持っていることを示しています。

リースバックとリバースモーゲージの認知度は全国平均では低め

老後資金対策として注目される「リースバック」と「リバースモーゲージ」の全国平均認知度は、それぞれ22.1%、20.0%でした。一方、東京都や大阪府では認知度が全国平均を大きく上回っており、リースバックは東京都で47.6%、大阪府で52.2%、リバースモーゲージは東京都で45.8%、大阪府で57.9%と高い水準でした。

老後の住まいや資金対策を考えるきっかけに

この調査結果から、持ち家層と賃貸層のそれぞれが抱える不安や課題が浮き彫りになりました。特に、老後資金の準備や住まいに関する対策は早めの計画が必要です。「リースバック」や「リバースモーゲージ」など、選択肢を広げることも大切なポイントです。

老後に向けた計画を進めるため、まずはご自身の現状をしっかり見つめ、必要な情報を積極的に収集することから始めてみてはいかがでしょうか。

「第3回老後の住まいとお金に関する調査」

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