輸入住宅と聞いて大手ハウスメーカーの一つである「スウェーデンハウス」を連想する人は少なくないのではないでしょうか。
なぜならスウェーデンハウスは輸入住宅の老舗であるだけでなく、２０１５年のオリコン顧客満足度ランキングで第１位の人気ハウスメーカだからです。
輸入住宅の魅力はどこにあるのだろうか
２０１５年に日本人が住み心地ナンバーワンに挙げたのが輸入住宅の老舗「スウェーデンハウス」の住宅です。この住宅はその名の通り北欧生まれです。したがって日本人は北欧の家の魅力の虜になってしまったのです。
でも北欧の家をはじめとして輸入住宅の何がそれほど魅力的なのでしょうか。ここではまず北米スタイルとヨーロッパスタイルの二つについてその特徴を見てみましょう。
輸入住宅の特徴はどんな点にあるのか
輸入住宅の特徴としてまず第一に挙げなければいけないのは外観です。まず北米スタイルですが、これはヨーロッパからアメリカへ渡ってきた移住者によって伝えられてきた住宅のスタイルです。
このスタイルは移住者の本国であるヨーロッパの影響を受けつつ次第に独自性を確立していったものです。
代表的なデザインとしては初期のスタイルである「アーリーアメリカン」や外壁が重厚な印象の「ジョージアン」などがあります。
次はヨーロッパスタイルですが、こちらの方の外観は総じてナチュラルで温かみがあるのが特徴と言えます。中でも「スパニッシュ」や「プロヴァンス」と名づけられてスタイルは地中海地方の明るくて瀟洒なイメージを前面に出しています。
また「スカンジナビアン」というスタイルは北欧特有の木やタイル、それにレンガなどの素材感を尊重して素朴なテイストを感じさせるデザインが印象的です。
輸入住宅を考える際にはライフスタイルを忘れてはいけない
我が家に輸入住宅を採用するときに考えるべきことがあります。それは自分のライフスタイルにどう合わせるかという点です。例えば輸入住宅には原則的には畳の部屋は採用されていません。
でも、たとえ洋風の家でも、「畳の部屋に寝転んでみたい」という希望もあるかもしれません。そんな場合は敢えて日本間を採りいれることも必要になります。つまり日本人としての生活スタイルに合わせるのです。
つまり基本は洋風スタイルを採りいれても、部分的には日本人の生活スタイルに合ったデザインを採りいれることも必要になるのです。つまり全体としては洋風スタイルを重視しながらも部分的に和を採りいれた「和洋折衷方式」のスタイルということになります。