「旅先でちょっと働く」という新しい旅のスタイルが、いま注目を集めています。人材マッチングサービス「おてつたび」が、2025年ゴールデンウィーク（GW）に向けた特集を開始しました。長期休暇を活用して、お得に旅行したい人、ちょっと違った経験をしてみたい人にはぴったりの取り組みです。
観光地の人手不足を救う“旅先バイト”とは？
「おてつたび」は、「お手伝い（短期アルバイト）」と「旅」を掛け合わせたユニークなサービス。GWのような観光地がにぎわう時期には、宿泊施設や飲食店などで一時的に人手が足りなくなるケースが多く、それを“旅人の力”で補おうというアイデアです。
利用者は自分の行きたい地域や仕事内容を選び、現地で働く代わりに宿泊場所の提供を受けながらアルバイト代を得ることができます。交通費は自己負担となりますが、働くことで旅費の一部をまかなえるのは嬉しいポイント。お手伝いの期間も最短1泊2日から最長2ヶ月未満と幅広く、柔軟に選べるのが魅力です。
“体験”を通して深まる地域とのつながり
「おてつたび」の魅力は、単なるバイトや旅行では終わらないところ。仕事を通じて地域の人たちと交流が生まれ、その土地の文化や暮らしに触れられるのが大きな醍醐味です。たとえば、旅館での配膳や清掃、農家での収穫手伝いなど、地域の暮らしの一部を体験できます。
実際に参加した50代男性の体験談では、「自然に囲まれてゆったりとした時間を過ごせた」「毎日大浴場に入れて贅沢だった」といった声があり、リラックスしながらもやりがいのある体験ができる様子がうかがえます。また、20代女性の参加者は、空き時間に登山や釣りを楽しみ、アウトドア好きにとって最高の時間になったと話しています。
参加者の幅が広がる“新しい旅のかたち”
登録ユーザー数は2025年3月時点で7万3千人を突破し、利用者層も多様化。Z世代の若者だけでなく、早期退職後のセカンドライフを模索する人や、子育てを終えた主婦、FIREを目指す人など、50代以上の参加者も年々増加しています。
背景には物価高による旅費負担の増加や、ワーケーションの広がり、地方移住への関心の高まりがあり、「ただ観光するだけでは物足りない」「旅先で人とつながりたい」というニーズが強まっているようです。
受け入れ側にも大きなメリット
一方で、地域の事業者にとっても「おてつたび」は救世主的存在。特に人手不足が深刻なGWや夏休み、年末年始などの繁忙期に、全国からやる気のある人手を確保できるのは大きな利点です。
たとえば、山梨県の旅館では「おてつたびを通じて出会った人が常連客になることもある」と語られており、一時的な労働力以上の価値を感じている様子。また、北海道や和歌山の事業者も「人手不足が劇的に解消された」と高く評価しています。
GWの予定がまだなら“おてつたび”で決まり！
2025年のゴールデンウィークは、有休を上手に使えば最長11連休にすることも可能です。「おてつたび」を利用すれば、その連休をより充実させた思い出深い時間に変えることができるかもしれません。
現在、「おてつたび」公式サイトではGW特集として、全国の求人情報を掲載中。自然に囲まれた宿泊施設や農村、漁村、温泉地など、さまざまな“おてつだい先”があなたを待っています。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。旅が好きな方、新しい働き方を試してみたい方、人との出会いを大切にしたい方にぴったりの体験が、きっと見つかるはずです。
