1970年代の名作が、現代の色彩と芸術性で再誕
ラグジュアリーウォッチブランド〈ピアジェ〉が、2025年4月に開催された「Watches and Wonders Geneva 2025」にて、世界的ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルとコラボレーションした新作ウォッチ「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表しました。
1972年に登場したアイコニックなモデル「15102」をルーツに持ち、2014年には「ブラックタイ」として再登場したこのウォッチ。今回はピアジェとアンディ・ウォーホル美術財団の公式パートナーシップにより、「アンディ・ウォーホル」の名を冠した正式モデルとして、現代に蘇りました。
ウォーホルが愛したピアジェ、その精神を継ぐ特別な一本
このウォッチは、ピアジェ ソサエティーの一員でもあり、7本ものピアジェウォッチを愛用したアンディ・ウォーホルが特に愛したモデルのリメイク。45mmという存在感あるケースと、ゴールドのゴドロン装飾が施されたデザインは、1970年代のレトロモダンな雰囲気を残しつつ、現代的なラグジュアリー感を醸し出しています。
デザインの背景には、ウォーホルとピアジェ4代目イヴ・ピアジェとの深い友情も反映されており、彼らが過ごした華やかなガラや社交シーンへのオマージュともいえる一本です。
色彩の魔術師ピアジェが生み出した、唯一無二のジュエリーウォッチ
特に注目なのが、ハイジュエリーモデルとして登場したオパール&ブルーサファイアモデル(PGG0A50240/8,492,000円)です。
美しく艶めく大粒のオパール文字盤に、ブルーのバゲットカットサファイアが三重に囲むように配され、まるでアートピースのような仕上がり。オパールの「純粋さ」「真実」の象徴性に加え、「世界はオパールのように多彩」と語ったイヴ・ピアジェの美学が見事に表現されています。
さらに、2023年発表の「メタフォリア」シリーズで見られたような、エメラルドや珪化木のディテールも踏襲されており、色彩と素材の絶妙なバランス感覚は、まさにピアジェならでは。
自然美が映えるタイガーズアイやメテオライトも登場
今回のシリーズでは、タイガーズアイを用いた新作モデル(PGG0A50242/9,064,000円)も見逃せません。深いオレンジやブラウンの美しい縞模様を持つ天然石で、光によって表情が変わるのが魅力。
また、ブルーやホワイト、グリーンのメテオライトを使ったモデルも登場。これらはすでに人気を博している「Andy Warhol クル・ド・パリ」シリーズに加わる形となり、個性を求めるコレクターたちの心をくすぐります。
すべてのモデルにはピアジェ自社製自動巻ムーブメント「501P1」を搭載。文字盤の素材、針のスタイル(ドーフィン針orバトン針)、レザーストラップのカラーも選べるなど、カスタマイズ可能な仕様も嬉しいポイントです。
芸術とクラフツマンシップの融合、それがピアジェの真骨頂
1874年創業のピアジェは、創業以来、常に革新と芸術性を追求してきたスイスの老舗ブランド。極薄ムーブメントのパイオニアとしての実績もさることながら、カラーストーンや貴石を巧みに使った独自のスタイルが世界中のファンを魅了し続けています。
今回の「ピアジェ アンディ・ウォーホル」シリーズは、まさにその歴史と精神を体現したコレクションと言えるでしょう。
まとめ:アートと時間を身にまとう特別な選択
「ピアジェ アンディ・ウォーホル」は、時計としての機能美だけでなく、芸術的価値やストーリー性を兼ね備えた特別なコレクションです。遊び心と上品さ、個性とクラシックさが絶妙に融合した一本は、ジュエリー好きも、アート愛好家も、そして時計コレクターも心を掴まれるはず。
その魅力は、ただ「時を刻む」だけにとどまらず、「その人らしさ」を表現するための、かけがえのない存在となることでしょう。