鉄道ファンにとって、1年で最もアツいイベントのひとつが帰ってきました!2025年4月16日、「大宮鉄道博物館」にて開催された『第14回 鉄旅オブザイヤー』の授賞式。全国から集まった鉄道旅行商品の中から、今年も珠玉の旅が選ばれました。今回は、その中でも特に注目の受賞ツアーを詳しくご紹介します!
グランプリに輝いたのは「ひたちなか海浜鉄道キハ205」夜行列車の旅!
今回見事グランプリを受賞したのは、株式会社読売旅行が企画した「ひたちなか海浜鉄道キハ205『最初で最後』の夜行列車 2日間」。
このツアーは、長年愛されたキハ205車両の引退に際し、初めての夜行運行を実現したという鉄道ファンの夢が詰まった内容。しかもその舞台は茨城県を走るひたちなか海浜鉄道。延伸計画の応援も兼ねた、地域活性化を目指したツアーという点も高く評価されました。
夜の車両基地での撮影会、沿線観光、希少な夜行運行…とファンの心をくすぐる仕掛けが満載。「鉄道×地域応援×エンタメ」が融合した企画は、SNS上でも大きな反響を呼び、「ウィン・ウィンの素敵なツアー」として賞賛の声が集まりました。
一般部門『ベストアマチュア賞』も夢満載!大阪万博タイムトラベル
一般から公募した夢の旅企画にも注目!今年の「ベストアマチュア賞」には、牧野 隆さんによる「瑠璃紺色に輝く夜行列車を降りると★未来であった大阪万博タイムトラベル 2泊3日の旅」が選ばれました。
なんと、1970年の大阪万博を感じながら、2025年に開催される大阪・関西万博へとつなぐ鉄道旅。まさに“時をかける鉄旅”とも言える企画で、ノスタルジーと未来が交錯するストーリー性が高く評価されました。
その他の受賞作も個性派ぞろい!注目ツアーをピックアップ
【エスコート部門賞】伊豆急行アドベンチャーツアー(東急スポーツシステム)
子どもたちに大人気の「謎解きトレインラリー」や「伊豆急クイズ王」が登場!遊びながら鉄道に親しめる内容が評価されました。
【パーソナル部門賞】岡ジャズトレイン(名鉄観光サービス)
列車でジャズを聴くというユニークな旅。音楽と鉄道が融合した大人の贅沢ツアーが話題に。
【DC部門賞】北陸三県連携観光列車(日本旅行)
北陸デスティネーションキャンペーンに合わせた連携企画。三県の魅力を列車で結ぶ壮大な物語が展開されました。
【国土交通省 鉄道局長賞】能登半島復興応援ツアー(クラブツーリズム)
復興支援と観光を掛け合わせた取り組みが高く評価され、感動のツアーとして注目を集めました。
【審査員特別賞】北海道の未成線と廃線跡をめぐる旅(クラブツーリズム)
「消えゆく鉄道」をたどる旅。鉄道の歴史とロマンを感じられる貴重な体験型ツアーです。
特別企画「2025年○○鉄トレンド予想!」も盛況!
授賞式終盤には、鉄道好きで知られる芸能人たちによるトークイベントも実施。ダーリンハニー吉川さん、女子鉄アナ久野知美さん、南田マネージャーが登場し、「次にくる○○鉄」について熱く語り合いました。笑いあり、うなずきありの楽しいひとときとなり、会場は大盛況!
まとめ|鉄旅の魅力は無限大!次はあなたが旅の主役に?
『鉄旅オブザイヤー』は、単なる「移動手段」としての鉄道ではなく、「感動」や「発見」「交流」のある旅としての鉄道旅行を称えるイベントです。受賞作品を見ているだけで、鉄道の持つ可能性と魅力にワクワクが止まりません。
来年はあなたの企画が選ばれるかも?鉄道を愛するすべての人にとって、まさに夢とロマンが詰まったアワードとなりました。
ぜひ次の旅の参考にしてみてくださいね!