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【大阪府】福島発の宇宙スタートアップ「AstroX」が万博出展!“空へ”挑む復興のカタチに注目

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エンタメ・スポーツ

2025年5月20日(火)から24日(土)にかけて、大阪・関西万博のテーマウィーク「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」内で、注目の宇宙スタートアップ企業「AstroX株式会社」が出展します!
福島県南相馬市を拠点に、気球とロケットを組み合わせた最先端のロックーン技術を開発しているAstroX。今回はそのイノベーションを、復興のシンボルとして万博の舞台で発信します。

宇宙から復興を支える、AstroXの挑戦

AstroXが目指すのは、日本の宇宙産業における“打ち上げ不足”という課題の解決です。日本では、小型衛星のほとんどが海外ロケットに依存しており、これは国内宇宙ベンチャーや研究機関にとって大きな制約となっています。

そこでAstroXが取り組んでいるのが「ロックーン方式」。気球でロケットを成層圏まで運び、そこから発射するという革新的な空中発射技術により、打ち上げコストを大幅に削減し、より柔軟で高頻度な衛星投入を可能にしようというものです。

南相馬から宇宙へ。“復興 × 宇宙”の象徴的プロジェクト

南相馬市は、東日本大震災と原発事故の被害を受けた地域のひとつですが、近年ではロボット・宇宙開発の集積地として新たなスタートを切っています。AstroXもその一翼を担う企業であり、地域と連携しながら福島から世界へ向けて挑戦を続けています。

代表の小田翔武氏が福島で創業を決めた理由のひとつが、行政のスピード感と柔軟なサポート体制。2023年には南相馬市とロケット開発の連携協定を締結し、2024年には南相馬沖から初の民間ロケット打ち上げも成功させています。

万博での見どころは?実物大ロケットに記念撮影も!

AstroXの出展ブースでは、実物大(6.5m)の「FOXロケット」モックアップ展示をはじめ、福島での取り組みをまとめたパネル展示、さらには宇宙空間を模したフォトブースも登場!

また、5月21日(水)17:00からは、代表の小田氏と宇宙関連ゲストによるステージセッションも実施予定。宇宙好き、技術者志望、そして「復興の今」に関心がある方には見逃せない内容となっています。

福島から始まる「Build Back Better」の姿

今回の展示は、経済産業省が主催する「福島復興展示」の一部として実施され、被災地の“その後”を新たな視点で伝える取り組みでもあります。文化や技術、地域の魅力が融合し、新しい未来への種が芽吹く現場。それが、今回のAstroX出展の大きな意味と言えるでしょう。

会場は大阪市臨海部・夢洲の万博会場内「EXPOメッセ会場」。時間は9:00〜21:00とたっぷり設けられているので、ぜひお立ち寄りください!

■イベント基本情報

  • 開催日時:2025年5月20日(火)〜24日(土)9:00〜21:00
  • 場所:大阪・関西万博会場内 EXPOメッセ会場(夢洲)
  • 展示内容:
    ・実物大「FOXロケット」モック展示
    ・福島での取り組みを紹介するパネル展示
    ・宇宙フォトブースで記念撮影
    ・代表登壇のステージセッション(5/21 17:00~)

未来を変える力は「地域」から生まれる

日本の宇宙産業の未来を背負い、被災地から新しい可能性を切り拓くAstroXの挑戦。単なる技術開発にとどまらず、“よりよい復興”を体現する企業として、多くの来場者に刺激を与えてくれるはずです。
復興のその先にある、宇宙という希望。AstroXのブースで、ぜひその鼓動を感じてください。

AstroX
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