東京都足立区が、全国の地方自治体が広報力を競い合う「全国広報コンクール」において、なんと2部門で入選するという快挙を達成しました!
入選したのは、映像部門と広報企画部門。しかも映像部門では入選2席に加え、読売新聞社賞も同時受賞!足立区が地域と一緒に築いてきた取り組みが、全国に評価されました。
ドラマ仕立てで魅せる!あだちの“おいしい給食”
まず注目なのは、映像部門でW受賞した『あだちの“おいしい給食”~宇宙人くん、日本一のヒミツを知る~』という映像作品。
この作品は、足立区が誇る“おいしい給食”をテーマに、なんと30分のドラマ仕立てで制作されました。主役は「宇宙人くん」。彼が足立区の給食のヒミツを探る旅に出るというユニークな内容です。
しかも出演しているのは、区内の学校に通う実際の子どもたち!地元のキッズパフォーマンス集団「ほしかぜ」が演技を担当し、給食への愛とエネルギーを全力で表現しています。
映像の中では、栄養士や地元農家など給食を支える大人たちも登場。「野菜にも命がある」という生産者の言葉がとても印象的で、食べることの意味を深く考えさせられます。
この作品は公開からわずか2週間でYouTube再生回数1万回を突破。子どもたちの元気いっぱいの姿と、給食に込めた想いが多くの人の心をつかんでいます。
足立区の“おいしい給食”とは?
足立区では、15年以上にわたって「日本一の給食」を目指してきました。味だけでなく、栄養バランス・食育・地域食材にこだわり、レシピ本の出版などさまざまな取り組みを展開中。詳細はこちらの公式ページからチェックできます!
“ワケあり”を逆手に取った逆転発想!広報企画部門でも入選
さらにもう一つの話題は、広報企画部門で入選した『区外プロモーション「ワケあり区、足立区。」』です。
こちらは、外からのイメージがネガティブに偏りがちだった足立区が、あえて“ワケあり”という表現で注目を集め、実はポジティブな「ワケ」があることを発信していくプロジェクト。
治安の改善、子育て支援、自然の多さなど、リアルな魅力を伝えることで、イメージを刷新。なんと250以上のメディアで取り上げられ、大きな反響を呼びました。
また、足立区出身のごみ清掃芸人・マシンガンズ滝沢秀一さんとのトークセッションも開催され、住民からも共感を集めています。
「広報」でまちの魅力を再発見!
今回のW受賞は、足立区の“中からの声”と“外への発信”の両方に力を入れてきた成果といえます。給食を通じた子どもたちの笑顔、そして地域の誇り。さらにイメージアップに挑戦する挑戦的な広報。
ぜひこれを機に、足立区の今を見直してみてはいかがでしょうか?映像作品もプロモーションも、誰もが楽しめる内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください!
今後の広報展開にも注目です!