過去最多2.8万票で選ばれた“しゅふの本音”を詠んだ五・七・五
「主婦・主夫の日常にこそ、ドラマがある」——そんな想いを言葉に乗せて発信する「しゅふ川柳2025」の受賞作品が、ついに発表されました!今年は過去最多の4,525句が集まり、一般投票もなんと28,537票と例年以上の盛り上がり。笑いあり、涙あり、共感しかない珠玉の11句が決定しました。
主催は、主婦・主夫向け求人サイト『しゅふJOB』を運営する株式会社ビースタイルメディア。選考には、芸人・キンタロー。さんやモデル・土屋アンナさんなどの豪華審査員も参加し、しゅふたちのリアルな「今」を五・七・五に込めて選び抜かれました。
「あるある!」が止まらない3部門の受賞作品
【A】「はたらく」部門
- 大賞:やすみなく はたらく主婦にも ボーナスを(東京都・ももたろうさん・50歳)
- 優秀賞:「どのくらい 働けますか?」 壁次第(神奈川県・つべるさん・32歳)
- 佳作:寝る直前 「明日ぞうきん」 早く言え(千葉県・偏屈の妻さん・30歳)
主婦・主夫たちの「働きたいけど、制約が多い」という現実に向き合った作品がズラリ。労働の“見えない努力”が伝わってきます。
【B】「家計」部門
- 大賞:キャベツ見て ほうれん草見て もやし買う(島根県・島根のぽん太さん・57歳)
- 優秀賞:無償化が 決まる頃には 対象外(福岡県・やまともさん・40歳)
- 佳作:備蓄米 待ってはくれぬ 食べ盛り(群馬県・風まかせさん・68歳)
物価高とにらめっこする日々…中でも「キャベツ・ほうれん草・もやし」のくだりは、スーパーでため息をついた人も多いのでは?
【C】「母の日」「父の日」部門
- 大賞:母の日を 家で祝えば 家事残る(沖縄県・さちまごさん・41歳)
- 優秀賞:父の日に エプロンあげて 圧かける(東京都・さくらあんさん・35歳)
- 佳作:反抗期 終わりを告げる 花一輪(奈良県・ろっこさん・57歳)
感謝される側の複雑な感情を、軽やかに詠んだ秀作ぞろい。特に「母の日」句の“あるある感”には、全国のお母さんから拍手喝采間違いなし。
協賛企業からの特別賞も!
- ベアーズ賞:無我夢中 働くうちに 子は成長(佐賀県・ぱせりさん・69歳)
- JASSA賞:パート代 そのまま君の 塾月謝(東京都・すみれさん・48歳)
働いた分、すべてが家族に還元されていく現実。切なさと愛情が共に感じられる一節に心がじんわり温まります。
しゅふたちの声を、社会に伝えるきっかけに
代表の石橋社長は、「年収の壁」や「物価高」といった課題を、川柳というユーモラスな形で社会に伝えることの意義を語っています。少し俯瞰して、自分の生活を見つめ直すきっかけになるのも、川柳の魅力。
投稿者も一般投票参加者も大満足の今回。大賞には5万円分のギフトカードが贈られるなど、嬉しい賞品も用意されています。
来年も開催予定!あなたも一句詠んでみては?
「しゅふ川柳」は2023年の初開催から大好評で、今回が第3回。日々のつぶやきを“575”にのせて投稿するだけで、ちょっとしたストレス発散にも。応募・投票はどちらも気軽に参加できるので、来年の開催時にはぜひチャレンジしてみてください!
▼投稿エピソードや審査員コメントはこちらからチェック
https://part.shufu-job.jp/news/survey/16535