子どもの可能性を育てる「足立区こども未来創造館」

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地域情報
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足立区こども未来創造館は、足立区栗原にある文化施設です。

こども未来創造館は、併設された音楽施設「西新井文化ホール」と合わせ「ギャラクシティ」という名称が付けられ、民間企業3社による共同事業体「あだち未来創造ネットワーク」により運営されています。

こども未来創造館は、もともと1994年のギャラクシティ開館より「足立区こども科学館」という名称で運営され、科学展示室やプラネタリウム、コンピュータルームなどを備えた施設でした。

2013年4月にギャラクシティが全面リニューアルされたことにより、こども科学館や青少年センターとしての機能を持った「こども未来創造館」として運営されるようになりました。

施設は、東武スカイツリーライン西新井駅東口から徒歩3分という立地にあり、円柱状のドームを併設した特徴ある外観をしています。

地下2階から地上3階までのフロアを有し、地下2階には60台まで収容可能な駐車場を備えています。館内には、子どもが伸び伸びと遊ぶことができ、中高生や大人までもが楽しめる様々な体験型の設備があります。

中でも子どもから大人まで人気が高いのが、地下 2 階から 1 階までの3フロアを吹き抜けの空間にして作られた大型ネット遊具「スペースあすれちっく」です。

時間帯によって使用できる対象者が分かれており、3階層あるネットをバランスを取りながら歩いたり、飛び跳ねたりなどして、子どもから大人まで好きなように身体を動かして楽しむことができます。

そして二階には、23区内で最大規模といわれるプラネタリウム「まるちたいけんドーム」があります。

「7K」といわれる、フルハイビジョンの7倍に値する解像度の映像を投影可能な装置を備えており、直径23メートルものドームスクリーンで美しい映像を堪能することができます。

また世界最高地点にある「アタカマ天文台」の映像がリアルタイムでライブ中継されており、宇宙に最も近い場所の星空を見ることができます。

また一階には、高さ7.5メートルの本格的なロープ式クライミングウォール「がんばるウォール」や、子どもでも挑戦しやすい高さ3メートルのクライミングウォール「クライミングぱーく」があり、人気を博しています。

他にも、様々な体験設備が用意されているほか、随時子どもや大人などに向けたワークショップやイベントが開催され、親子で一緒に参加したり、大人だけで楽しんだりすることもできます。

長時間館内で過ごす場合には、ランチなどに利用可能な「ギャラクカフェ」があるため、ゆっくりと食事や休憩をとることができます。またお弁当などを持参して、一部の休憩コーナーで食べることも可能になっています。

そしてこども未来創造館では「子どもと創る施設」をキーワードに掲げており、「こども・みーてぃんぐ」のメンバーになることで子どもたちが運営に関わることができるようになっています。

子どもたちにとって、あらゆる体験を通して物への興味や感覚、学ぶ力や社会への適応能力など、将来への可能性を育てることができる施設です。

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